生活の変化や、社会・環境・テクノロジーの変化など、多様な視点から捉えたトレンドを背景に、少し先の社会と生活を考えるためのマーケティングセミナーです。OSINTとPEST分析を通して気づきを得た事実と仮説をもとに、企業や個人がマーケティングに取り入れるべき時代のテーマを掴むヒントを提供することを目的としています。
商品開発マーケティングでは、自動車であれば3〜5年後、電子機器で1〜3年、食品・日用品では1年後の社会・生活を想像し、企画を進める必要があります。しかし、VUCAな時代と言われる現代社会において、3年あれば世界は大きく変わります。大きな社会の変化の流れを理解するために、複数のレンズから生活・社会を切り取り、みなさまと共有しています。
今回もトレンドの原動力を探る「11のよげん」を発表します。
開催概要
- 開催日時:2026年6月18日(木)12:00〜13:30
- 開催場所:オンライン開催【Youtube LIVE】
- 参加費 :無料
こんな方におすすめです
- マーケティングに関わるトレンド情報を収集したい方
- PEST分析に取り組んでいる、取り組みたいと考えている方
- 商品や販売促進の企画・開発を担当されている方
登壇者紹介

舟久保竜
総合マーケティング会社で23年間、NBメーカーの商品開発・販促企画のアイディア創出のための調査に関わるとともに、2020年から師匠の「大久保惠司 氏(ソーシャリングラボ 代表/コプロシステム 元取締役副社長)」とともに企業のマーケター向けに毎月トレンドを発表するセミナーを継続開催する。2025年、大久保氏の逝去後に「よげんの書」をライフワークとして継続することを決意。
本業は2024年1月から株式会社フィードフォースに所属。企業のコマースサイトを顧客体験基盤やCDPとして活用するためのソリューションのマーケティングに携わる。企業と生活者がモノではなくサービスでつながるための、SDL(サービス・ドミナント・ロジック)の実現を目指す。
その他の活動:宮城大学非常勤講師 著書:生活者の声から新商品アイデアを生み出す
発表した11のよげん
- 米国が自由民主主義では”ない”と評価される
- 常識が覆り、VUCAな世界が加速度を増す
- 戦争がAIを蝕みはじめる
- AIに政治の意思決定を委ねる国があらわれる
- 家電の先駆者を中国の「速度とソフト」が駆逐することがわかる
- 人手不足なのに外国人労働も減速する
- 渋谷の昭和が終わる
- やせ薬の普及が食品市場の形を変える
- お客さまとのつながりを作るためのリアル店舗の工夫が極まる
- 流動化する情報への対応が世代間で異なりはじめる
- 「言語化」しないと伝わらない社会がやってくる
セミナーアンケート結果
テーマの関心度

ご感想・ご意見
地政学上の不安定さが増す中、正常性バイアスの一つに「核兵器は使用しない」がありますが、本日のAIによる戦略シミュレーションでは21ケース中3ケースで核兵器の使用が提言されたと聞いて、背筋が凍る思いでした。実現しないことを祈るばかりです。また言語化の重要性と日本人の特性について考える機会を頂きました。日本人は欧米人に比べ、積極的に意見を述べて多様な選択肢作りに貢献するのは少々苦手、採択を巡って他者とDebate・論争するのはもっと苦手だと思いますが、最後の協働に向けてDialogue・対話して成果に貢献するのは得意と言う、非常にユニークな特性を持っていると思います。この特性を上手く生かしながらルールによる世界秩序の再構築に貢献できればと思います。
今回は政治とAIの話題が多かったです。何れも個人の力ではどうすることもできない領域なので、最後に言われていた「冷静に観察する」ことが大事なのだと思います。今回のテーマでは世代別のリキッド消費が興味深かったです。情報過多による決断疲れとAIに情報集約を委ねる世代。AIに乗り遅れると何もできないような気になりますが、一方で言語化の欠如が進み多元的無知が起きているのも事実と思います。こんな時代だからこそ自ら考え抜く力と対話が重要になるんですね。
他セミナーと異なる視点にいつも大変勉強させていただいております。今回も大変面白い内容でした。ありがとうございます。
人手不足については感情論ではなく、データに基づいて考える必要があると改めて感じました。時流にあった内容だったと思います。渋谷は生きている内に魅力的な街に生まれ変わるといいですが、完成しますかね。
AIの進歩はすごいですが、扱う側の視点や受け取り方を育てる必要性を感じています。楽になるが、本当はもっと壁打ちしたり、ファクトチェックをする必要があるけれど、そこに気づけない。AIが言うから間違いないという判断をなくしていきたいですね。
また、マーケティングフレームもAI用のAICASも発表されていましたね。これからの世代に対してどう向き合うか、言語化も含めて重要性を感じています。特に自分の世代では想像もつかない世界のため、アンテナを張っておく必要があると感じました。
未来予測が日増しに難しくなる中、ロジカルに変化が予測できる領域と、予想ができない領域が自分の中に存在することをお話を聞きながら気が付きました。その違いは何か?自分の知識量なのか、変数の量なのか、少し考えてみたいと思います。


